
特定分野に特異な才能のある
児童生徒への
相談支援事業について
様々な分野で優れた才能を持つ児童生徒、その保護者の皆様、
そして日々支援にあたる教職員の方々を対象とした、
京都教育大学による相談支援事業です。
いわゆるギフテッドや、発達障害をあわせ持つ2E
(二重に特別なニーズを持つ児童生徒)も含め、
個々の才能が最大限に活かされる教育環境の実現を目指します。
教育現場での
このような課題はありませんか?
学校・
教職員の皆様

- 保護者から高いIQのある子どもであると言われたがどうしたら良いかわからない
- 学習進度に大きな差がある学級での指導方法や運営に悩んでいる
- 特異な才能のある児童生徒の保護者との連携を支援してほしい
- 学習指導要領改訂に基づく特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の方策を知りたい
保護者・
児童生徒

- 病院や心理士にギフテッドや特異な才能があると言われたが、どうしたら良いかわからない
- 特異な才能があると言われたものの、同時に発達障害傾向も指摘され、支援をどのように受けられるのか知りたい
- 子どもの特異な才能や特性をどのように理解したらよいかわからない
- 同じような悩みをもつ保護者同士のネットワークに参加したい
- 学校が退屈だったり、友人関係がうまくいかなかったりして学校に行きづらい
これらの
課題解決に向けて、
当センターの専門チームが
学術的根拠に基づいた
実践的なサポートを
ご提供いたします。
教育現場への専門的支援内容
科学的根拠に基づいた専門知識と実践的ノウハウを活用し、
特異な才能を持つ児童生徒への教育支援を多面的に展開いたします。
-

教育現場への
専門的アドバイス特異な才能のある幼児児童生徒の理解に関する助言、具体的な支援方策の策定サポート、2E児への支援に関する研修会の実施、ケース会議等への参加など、教育現場と連携した支援を実施します。
対象
教職員・教育委員会・学校管理職
-

児童生徒・保護者への
専門的サポート各種機関で実施されたアセスメント結果の分析、必要な支援に関するご相談、学校との連携の支援、関係機関のご紹介を行います。
対象
特定分野に特異な才能のある幼児児童生徒とその保護者の方
※診断の有無は問いませんが、ご相談内容やアセスメント結果を踏まえて関係機関をご紹介させていただいたり、ご相談をお受けできなかったりすることもございます。
-

医療との
連携体制の構築月1回児童精神科医を招聘し、医学的観点からの助言(診療ではありませんのでご了承ください)、子育てに関するご相談、医療機関等受診に関するご相談などを承ります。
対象
継続的にご相談いただいている方を優先してご紹介しております。まずはお問い合わせください。
ご相談・支援の流れ
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Step.01

ご連絡
お電話・専用フォーム・メールでのお申し込み
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Step.02

日程調整
受付スタッフより相談日程や方針のご案内を差し上げます。なお相談内容によってはお受けできないことや、本務の関係でお待ちいただく期間が長くなることもございます。
-
Step.03

ご相談
学校園からのご相談については、可能な限り学校での様子を伺えればと思いますので、学校園へ訪問してのご相談を予定しております。児童生徒の皆さま、保護者の皆さまにおかれましては、京都教育大学でのご相談が原則となりますが、ご事情に応じて在籍校等でのご相談も承ります。
-
Step.04

支援方策の策定
ご相談を踏まえ、その後の支援方策を検討いたします。支援の内容はご本人・保護者・学校園教職員の皆さまとご相談の上で決定していきます。
-
Step.05

支援内容の確認と
評価、改善定期的に支援内容が適切であったかどうかを評価していきます。皆様に過度なご負担をお願いすることはございませんが、様子等をお伺いすることがございます。可能な限りご協力ください。
ご挨拶

才能に隠れた
「支援の必要性」に寄り添う。
才能に隠れた
「支援の必要性」に
寄り添う。
知的ギフテッド教育支援部門担当の伊藤駿です。これまで600を超えるご家庭からの相談を伺ってきました。今回の文部科学省による事業のうち都道府県単位の相談支援の採択は京都府のみで、身が引き締まる想いです。特定分野に特異な才能のある児童生徒は、ついその才能に目がいきがちで、支援の必要性を理解してもらえないことが少なくありません。児童生徒本人や保護者・学校の皆さんのお話をしっかり伺い、少しでもできることをやっていければと思っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
学びサポート室 講師伊藤 駿
よくあるご質問
事業について
本事業は、文部科学省から京都府教育委員会へ委託された公的な相談支援事業です。京都教育大学は京都府教育委員会からの再委託を受け、各種団体や関係者と協力し、相談支援の実務を担います。特定分野に優れた才能を持つお子様(いわゆるギフテッドや、発達障害をあわせ持つ2Eのお子様も含まれます)が、その才能を最大限に伸ばせるよう、ご本人、保護者の皆様、そして教職員の方々を専門的な知見からサポートすることを目的としています。
特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援を専門とするスタッフが、科学的根拠(エビデンス)を参照しながら、多角的にサポートします。具体的には、お子様への支援方法に関する助言や学校との連携支援、教職員の方向けの研修会、ケース会議への参加などを行います。また、月1回、児童精神科医を招聘しており、医学的な観点からの助言も受けることが可能です。
本事業は、京都府教育委員会からの再委託に基づき、京都教育大学 教育創生リージョナルセンター機構 総合教育臨床センター学びサポート室が責任を持って運営しております。大学が持つ専門的な研究知見を、教育現場の具体的な支援に活かすことを目指しています。
利用対象・範囲について
京都府内に在住もしくは在学している、特定分野に特異な才能のある幼児・児童・生徒とその保護者の方、および学校の教職員、教育委員会、学校管理職など教育関係者の皆様が対象となります。学校設置者は問いませんので国立・公立(政令市の京都市を含む)・私立等を問わずご相談いただくことが可能です。医師による診断の有無は問いませんので、お気軽にご相談ください。
※ご相談内容によっては、より適切な他の支援機関をご紹介させていただく場合もございます。
本事業は京都府内に在住もしくは在学している皆様を対象としております。京都府内のご家庭、および学校園・教育委員会の皆様からのご相談をお待ちしております。
原則無料でご利用いただけます。本事業は文部科学省の委託事業として運営されておりますので、相談や支援に関して費用をいただくことは一切ございません。ただし、子どもの保険料や委託事業とは異なる内容のご相談の場合、その他費用をご負担いただくことが適している場合は、都度その旨をお伝えいたします。
なお、文部科学省による予算措置終了後(令和9年度以降予定)については現状未定となっております。費用に限らず事業内容に変更がある際はホームページにおいてお知らせいたします。
サービス内容について
お子様の才能の伸ばし方や学校生活での悩み(学習や友人関係など)、発達の特性に関するご相談から、学校現場での指導方法や校内支援体制の構築、保護者連携に関するご相談まで、幅広く対応しております。「こんなことを相談して良いのだろうか」と迷われるようなことでも、まずはお気軽にお聞かせください。必要に応じて協力団体等をご紹介させていただくこともございます。
保護者の方のみでのご相談も可能ですが、原則として連携団体のサービス(特異な才能に関する情報提供や親の会等へのご参加が可能です)をまずご案内いたします。連携団体は保護者の皆様への相談支援の多くの実績を有しており、また本学教員を含む専門家との連携も密にされていますので、ご安心ください。
はい、教職員の方からのご相談も積極的にお受けしております。特定の児童生徒への対応方法、才能のある児童生徒を含めた学級運営、支援体制の構築、保護者との連携、研修会の企画など、教育現場の課題解決に向けてサポートいたします。
利用方法について
当サイトのお問い合わせフォームのほか、お電話、メールにてお申し込みいただけます。まずはお困りの状況やご相談したい内容の概要をお知らせください。なお、内容によってはお答えできないこと(お返事を控えること)や返答にお時間をいただくことがございます。悪しからずご了承ください。
- TEL: 075-644-8354(月曜~金曜 10時~15時 ※12時30分~13時15分除く)(京都教育大学総合教育臨床センターが受付窓口となります)
- Mail:
日程調整後、専門スタッフとの面談を実施します。教職員の皆様からのご相談は、状況をより深く理解するため、原則として学校へ訪問させていただきます。児童生徒・保護者の皆様からのご相談は、原則として京都教育大学にて行いますが、ご事情に応じて在籍校でのご相談にも対応可能です。
はい、厳守いたします。ご相談内容や個人情報は、関連法規および本学のプライバシーポリシーに基づき厳重に管理し、ご本人の同意なく外部に漏らすことは決してございません。どうぞ安心してご相談ください。
お問い合わせ
迷いや困りごとこそ、支援の出発点です。
教育心理学の専門スタッフが、現場の実情を丁寧にお聞きし、
エビデンスに基づいた具体的な支援方策を一緒に検討いたします。
お問い合わせいただきありがとうございました。
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