第2回学びサポート室キャリア発達支援セミナーを開催しました。
2025年10月26日(日)、藤森キャンパスにて第2回学びサポート室キャリア発達支援セミナーを開催しました。
本セミナーでは、はじめに、高校段階を中心とした合理的配慮の考え方と学校における対応事例を共有しました。次に、LD(限局性学習症、いわゆる学習障害)の大学生3名から、これまでの初等中等教育における授業、学校生活、進学などで直面した困難と有効であった支援など実体験をお話しいただいたうえで、本学教員とディスカッションを行いました。
本セミナーを企画した門下講師からは、「学生の“本音”から、合理的配慮のリアルを知り、基礎的環境整備の重要性を参加者と共有できた。多様な子どもたちのキャリア発達を支えるために、学校現場における人権意識や社会モデルに基づいた学びの場のあり方について、これからも考えていきたい」とコメントがありました。
参加者は115名。感想として「他のセミナーでは聞くことのできない貴重なお話であった」「現代の学生がこれほどまでに苦労している現状に衝撃を受けた」「自分たちができることについて真剣に考えていきたい」など好評でした。
なお、第3回キャリア発達支援セミナーを12月13日に開催します。詳細は学びサポート室ウェブサイトをご覧ください。